Monday, January 30, 2012

環境に優しいグリーン・ビルディング

今回のブログではニューヨークのグリーン・ビルディングについてご紹介いたします。現在ニューヨークではエコがブームとなっており、グリーン・ビル ディングが続々と建設されています。グリーン・ビルディングとは地球に優しいビルディングの事で、主にアメリカのNPO「US Green Building Council」が運営するLEED(Leadership in Energy and Environmental Design)という環境基準を満たしたビルディングをさします。
認証基準は以下の6つとなります。
1. 敷地の持続可能性
2. 水効率
3. エネルギー
4. 資材・資源
5. 屋内環境基準
6. 革新性と設計プロセス
ニューヨークではグリーン・ビルディングに対する優遇制度がいくつかあります。代表的なものが「グリーン・ビルディング法」という法律制度で、「建 築プロジェクトが 1,000万ドル、もしくは建築コスト50%以上の投資を受ける場合や、市の建物で200万ドル以上の建設・増設を行う際にLEED基準を満たさなければ いけない」という法律です。LEED認証が環境保護だけでなく、経済的に大幅なコスト削減が可能なため導入されました。
グリーン・ビルディングの、ここ最近の大きな話題はエンパイアステートビルです。構想発表から約3年の歳月を経て、エンパイアステートビルが LEED認証を獲得しました。エンパイアステートビルは1931年建築の古い建物で、102階建・高さ1,472フィート(449m)の巨大なビルです。 認証獲得に向けて様々な環境対策が行われました。
下記にその一部を挙げます。
・年間550万キロワット/時のカーボンオフセット権を購入し、二酸化炭素を15年間で105,000メートルトン削減する
・節水型トイレの設置
・環境にやさしい清掃用品や殺虫剤、リサイクル紙、リサイクル繊維製カーペットの採用
・壁紙・ペンキ・接着剤は低VOCの製品を使用し、テナントが出すゴミや建築廃材のリサイクル、各テナントとのリース契約にも省エネ項目を盛り込む
ニューヨークの象徴的なビルディングでもある、戦前建築のエンパイアステートビルがLEED認証を取得できたというその事実に、環境負荷のかからないクリーンなニューヨークの未来をみたような気がします。
(住友不動産販売ニューヨーク 金澤)

Saturday, January 21, 2012

大損に苦しむNBA選手


Jason Collins(ジェイソン・コリンズ)
アトランタホークスのセンターを務めるバスケットボール選手。身長213cm、体重116kg。
スタンフォード大学卒業生。
  ニュージャージーのMLSデータによると、アトランタフォークスのセンターを務めるジェイソンコリンズが、NJノースバーゲンの、彼のコンドミニアムを購入時の価格より58%安い金額で売却したとの事。
コリンズは高級コンドミニアムMIRABELLEの中の2400SQFある2階に分かれている最上階のユニットを、70万ドル(約5460万円)で売却した。彼が2005年に新築だったこのアパートメントに払った金額よりきっかり100万ドル安い価格である。
彼は、このマンションをニュージャージーネッツでプレイしているときに購入しているが、その後2009年にアトランタホークスに移籍してからは、その近辺に住んでおり、NJのこのコンドミニアムにはほとんど住んでいない。
Cold Well Banker Agent:Joshua Baris (コールドウェルバンカー・エージェント:ジョシュア・バリス)
COLLEDWELLBANKER のエージェントのジョシュアバリスは語る。
“不動産のバブルがコリンズを含めた全ての人を直撃したとき” “人々はその時のマーケットで決断をし、そして明らかに大損をしているが、コリンズはとても紳士的に家を売却するまでの過程を終えた。
このビルディングMIRABELLEは他にも、ラッパーでTVスターでもあるICE-Tが住んでいる事でも知られている。
バリスは知人を介して、コリンズを紹介されたが、「213センチあるNBAスターの彼の家を本当に僕が売る事にになるとは、とてもどきまきして落ち 着かなかったよ」と語っている。バリスは彼の家を2011年の6月に78万8000ドルの値をつけて、マーケットに出した。「ショートセールのような値段 だよね。でも、上がる見込みのない家を持っていること自体が彼にとっては重荷だったんだ。だから彼は損を覚悟で売りに出したのさ。」
NJネッツに6年半在籍し、その後短期間の間2つのチームで過ごした後、2009年にアトランタホークスと契約してから現在までの3年間、彼はアトランタに住んでいる。
「彼は家を売ってしまえば、NORTHNJの不動産のマーケットが再び良くなって復活する事を待ちわびるのではなく、
プロバスケット選手としてバスケットコートに集中力を注いで、自分のキャリアに集中する事が出来るからね。」
KellerWilliamsNYC:GershonAdojaye(ケラーウィリアムスNYC:ジェーション・エドジェイ・買い手側エージェント)
“僕のお客さんはこの不景気な不動産マーケット下で家を買って、本当にお得だったし、最高に良い買い物をしたと思うよ”
KellerWIlliamsNYCの買い主側のエージェントは語る。
“家具も電化製品も全てついている状態で「スーツケースに荷物を詰め込んで、即入居できますよ」という状態の物件だった”
とNY州とNJ州のライセンスを持つadjayaは語るも、誰が新しい買い手であるかは明かさなかった。
「コリンズは3Bed3.5Bathの完全家具付の家を売った。
全ての荷物がアトランタにあってアトランタで生活しているのにNJに家を持ち続けるなんて意味のない事をやっていられないから、コリンズは家を売る決意をしたのさ。」
そして続ける。
「スタンフォード大学卒の若者は10年間のNBAのキャリアの中で3150万ドル(約24億5700万円)稼いだらしいからね。」
コリンズのこの件に関する速やかなコメントはまだ出されていない。
ニューヨーク・1月20日(金曜日)午後10時 華氏28度/摂氏マイナス3度 晴れ 
住友不動産販売ニューヨークインク 工藤直子
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Thursday, January 19, 2012

2011年第4四半期NYC住宅販売市場

~ニューヨーク不動産協会(REBNY) 2012年1月11日報告書より~
1月6日付け弊社情報ブログでは、マンハッタンの概要報告がありましたが、今回はニューヨーク市全体に広げて、販売市場の動きをご報告します。
市全体としては、低迷する経済を反映して平均住宅価格が下がっている一方で、
ブルックリンとクイーンズは、安定した成長を続けている。

全体的な価値と取扱件数の減少にもかかわらずREBNYブローカーは、2012年を明るい見通しと予測している。
ニューヨーク市の住宅価格と市全域の販売は、低迷する経済と消費者の不安感を反映し、昨年の同時期依頼ずっと下がっています。
ニューヨーク市の住宅の平均販売価格は、6%減少して694,000ドルになり、販売数は昨年の第4四半期に比べ12%も落ちました。
報告書の分析によれば、取引件数と平均販売価格の減少の主な理由は、第4四半期に購入しようする消費者が少なくなるという季節的な傾向に因ります。もう一 つの主な要因は、2010年第4四半期は、経済を刺激するインセンティブの継続的な影響と累積需要のために平均的な販売件数よりも高かったということで す。
全体的な減少にもかかわらず、ブルックリンとクイーンズでは、コンドミニアム価格に大幅な伸びが見られました。例えば、ブルックリンのマンションの 平均販売価格は昨年から11%上昇して596,000ドルになりました。また、第4四半期のウィリアムズバーグのコンドミニアムの平均価格は2010年第 4四半期の平均価格より25%高くなりました。クイーンズでは、コンドミニアムの販売価格は、最大6%増の$ 450,000であり、フラッシングのコンドの平均価格は、2010年前年同期から30%の増加を見せています。これは、フラッシング地区の新しい開発に おける成約件数の増加によるものです。
スティーブンスピノラREBNY社長は次のように言っています。
「消費者が自信が弱まっていること、不安定な欧州経済、買手が自分のエクイティが下がっていると感じている一般的な不安感を考えると、第4四半期における市全体の売上や価格が下がっていても全く驚くことではありません。」
「それにもかかわらず、コンドミニアムがその値を維持し、いずれはその波紋を広げていくことが期待できるようなブルックリンやクイーンズのような行政区に 明るいスポットがあるのです。また、第4四半期のREBNY調査ブローカーは、2012年の第1四半期は改善され、販売も好転するだろうと報告していま す。」
REBNYの第4四半期の2011年住宅販売のレポートのハイライト
•マンハッタンの住宅の平均価格は2010年の第4四半期から11%減少して1,285,000ドルになった。ブルックリン、クイーンズ、ブロンクス価格はすべて1%減少してそれぞれ539,000ドル、397,000ドル、350,000ドルになった。
•マンハッタン区で最も販売件数が多かったのは、アッパーイーストサイドの468件で、次がアッパーウエストサイドの409件。
•ブルックリン区で最も販売件数が多かったのは、ウィリアムズバーグの142件で、次がベッドフォードスタイベセントの133件。
•クイーンズ区では、レゴパーク/フォレストヒルズ/キューガーデンの271で、次がフラッシングの266件。
•ブロンクス区では、パークチェスター /ウェストチェスタースクエア/キャッスルヒルズ/サウンドビューの79件。
 森重明子(住友不動産販売ニューヨーク)
~NYへの海外赴任が決まったら住宅探しは住友不動産販売ニューヨークで~

Friday, January 6, 2012

2011年第4四半期の概要

2011年の10月1日から12月31日までのマンハッタンにおける不動産動向の概要を以下にまとめました。
昨年の秋頃のスタンダード・アンド・プアーズ(S&P)により米国長期国債の格付けが引き下げられたことを受け、世界各地の金融市場が大きく動揺しました。
また、ギリシャに対する欧州連合(EU)による追加融資の審査が続いたことにより、財政再建や支援が難航するとの警戒感がおこり相場の重荷になりました。
このような背景から、直接的でないにしろ第4四半期は不動産マーケットに上記の内容が影響していると思われる結果となりました。
・全体的に前年同時期に比べ販売件数が12.4%下がっており、過去6年においても最も低い数値となった。(この原因としては、7月から9月までの販売件数が以上に多かったため、その反動で販売件数が落ち込んだと予想されている)
・昨年の同時期に比べCoop販売件数は1,186件から996件に減少し、この2年間で最も低い数値となった。平均販売価格 は$1,113,522であり1sf辺りの価格は$936であった。販売中間値価格は$636,407であり、昨年の同時期に比べ7.1%減少した。
・昨年の同時期に比べCondo販売件数は1,109件から1,015件に減少した。平均販売価格は$1,771,232であり1sf辺りの価格は$1,295であった。販売中間値価格は$1,165,000であり、昨年の同時期に比べ16.7%増加した。
・最近の傾向として低予算でも購入可能なStudio及び1-bedroomの需要が多く、51.3%を占めている。
・Co-opとCondoとの比率においては49.5%と50.5%とほぼ同じ割合で販売された。
来期の予想としましては、外国人投資家の動向によりますが、大型物件がひと段落したため、若干供給量が少なくなることで単体の販売価格はゆっくりと上昇していくと思われます。
※以下の表をダブルクリックすることにより拡大してご覧になれます。

Wednesday, January 4, 2012

第2回ニューヨーク不動産購入セミナー開催後のご報告

先月12月11日(日)に住友不動産販売NY主催で第2回ニューヨーク不動産購入セミナーを東京の住友不動産販売本社ビル(新宿NSビル)で開催致しました。
 これは、その2ヶ月前の10月1日(土)に開催した第1回セミナーに続くもので、午前と午後の2部構成で行いました。午前の部は、第1回とほぼ同じ内容 で基本的なニューヨークの不動産購入と米国不動産関連の税制について、午後の部は、より具体的なニューヨーク不動産購入方法と税務のケーススタディについ て説明させていただきました。講師は、前回同様、弊社社長大石究と顧問税理士(日本・米国免許)の瀬野雄二氏です。午前・午後を合わせて約150名のご参 加をいただきました。
 午後の部では、大石より、あらためてニューヨーク(マンハッタン)の不動産としての魅力を弊社独自のデータをもとに説明させていただきました。次に、具 体的な物件の実際の売買における価格推移を見ていただきました。その価格上昇率の高さに皆様大変驚いていらっしゃいました。その後、ニューヨークのコンド ミニアムの具体的な購入ステップを、日米の違いを明確にしながら説明致しました。その際にかかる具体的な費用も明示しましたので、お客様からは大変役に 立ったとご好評いただきました。また、前回に引き続き、住友不動産販売NYがタイアップしたトランプソーホー・ホテル・コンドミニアムについて具体的なユ ニットにおける収支表(概算)をご提示し、ホテルコンドと一般のコンドミニアム購入の違いをご理解いただきました。
 瀬野氏からは、具体的な購入価格を設定した税務のケーススタディで、不動産を活用した節税の日米の違いが説明されました。こちらも非常にわかりやすく、ためになったとご好評いただきました。
 セミナー終了後は、弊社各エージェントお勧めの物件資料の中で興味のあるものをお持ち帰りいただき、早速、具体的なお問い合わせをいただいています。私 自身、ニューヨークから東京に足を運び、参加者の皆様にお会いすることにより、日本の皆様の資産分散・海外不動産投資へのご関心は、より真剣なものに変わ りつつあることを実感致しました。同時に、先行きの見えない為替の動きや、未経験の海外投資に対してまだまだ不安や疑問をお持ちであることも感じました。 そして何より、信頼できる不動産スペシャリストが求められていることを強く感じ、皆様の大切な資産をお預かりする責任の重さを痛感し、身が引き締まる思い が致しました。
 住友不動産販売NYでは、2012年もも定期的にセミナーを開催し、皆様のご要望にお応えしていく所存ですので、本年も、どうぞ宜しくお願い申し上げます。
(住友不動産販売ニューヨーク 森重明子)